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小学生になっても指しゃぶりをやめないというケースがあります。
中には3年生、4年生になってもやめないということも。

保護者のかたはやはり悩むし、あせります。

指しゃぶりはチックの一種と考えられます。
チックは成人すれば消失します。
大人になってもチックをしているのはビートたけしくらいなもの?・・いや彼は意図的に首をぴくぴくかしげているんですね。

大人になっても指しゃぶりしている人はいません。

指しゃぶりについての以前の投稿:
⇒どうしても止められない指しゃぶり
⇒子供の指しゃぶりは中止させるべきか?

以前「子供の指しゃぶりは中止させるべきか?」という記事を書きました。
この中で指しゃぶりへの対処法にも触れました。

でも、中には小学校の3年、4年になっても依然として指しゃぶりを止められない子がいます。
この年齢になっても止めないとなると保護者の方にとって悩みはより深刻になってきます。
以前も書いたように欲求不満とかストレスが原因になっている場合が多い指しゃぶりですが、どのようなストレスがあるのかを分析することはたとえ親子でもむずかしいと思われます。

このようなアイテムもあります。
相当まずい味がするようで、効果があったという報告も確かにあります。ただウチでは使用したことはないのでその効果のほどはわかりません。
こういうのもあるということであくまでも参考までに。

小学校高学年なっても指しゃぶりを止められないお子さんは意外といらっしゃいます。
高学年になってくるとスポーツとかに打ち込むことができるようになる年齢でもありますから、そちらのほうで発散させるという方法もあるかと思います。

指しゃぶりをしていると、歯科的には開咬といって奥歯が噛んだ状態でも前歯が開いた状態になります。

指しゃぶりをいつまでしているかというのが問題です。乳幼児期までの指しゃぶりはまず問題ないでしょう。乳幼児期の指しゃぶりはむしろ心の安定のためには重要であるといわれています。

統計的にだんだん年齢が進むにつれて指しゃぶりする子の数は減ってきます。

しかし小学生になって永久歯の前歯がはえてくるころまで指しゃぶりを続けるのは少し問題があります。さきに述べた開咬になる心配がでてきます。

では、どうやってやめさせればいいのでしょうか?
小学生低学年ぐらいになれば話して聞かせればかなりのことはわかるようになります。そこで、「指しゃぶりを続けると前歯がでてきてかっこ悪くなるよ。」とか「歯並びが悪くなるよ。」というように外見についてのマイナス面を説明すると結構効果があります。できれば悪い歯並びの写真があればそれを見せれば一層効果があります。

気を付けなければいけないのは決して強制的にやめさせない、無理強いしない、しからない、ということです。無理にやめさせようとすると、そのことがかえってストレスになって心の安定がそこなわれてしまうことがあります。


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