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病院内での携帯の使用は禁止されているところが多いのはご存知の方も多いと思います。



携帯の発する電磁波が医療機器に影響を与えるというのが理由です。

うちの診療室はどうかというと、特に禁止はしていません
携帯の電磁波で誤作動を起こすような医療機器は使っていないからです。
ただ、治療途中に本人にかかってきた場合、自主的に通話を遠慮される方が多いです。

治療中にかかってきて一番困るのは抜歯中や手術中です。
さすがにこの場合通話は100%不可能。
出血しながらの通話になってしまいますからね。

まぁできれば治療中は電源は切っていただくのがベストです。

病院に歯科の往診に行くということで、北村山公立病院の協力医療施設に指定されています。



一番多いのが入れ歯の修理や調整。
あとは、抜歯とか、尖っていて舌や頬を傷つけている歯を削って丸めるとか、でしょうか。

往診は体力的に大変なケースもあるのですが、めげすにがんばっています。

歯科の治療をするとき、ラバーダムと呼ばれる約10?四方のゴムの膜を歯に装着することがあります。ゴムのマスクのようなものと思っていただければいいと思います。
おもに根管治療(神経の通っている管の治療)の時に使われます。

ラバーダムの長所は、
■根管内に唾液や細菌が入るのを防ぐことがでできます。
■施術する歯が明視野になります。
■根管治療をする器具(ファイルといって針をねじり上げたような道具)がお口の中に落下して誤嚥してしまうのを防止する。
■軟組織(歯肉や頬、舌)を保護する。

これによって細菌が根管内に侵入しないため治療が成功する確率が非常に高くなります。また根管治療が非常にやりやすくなるのに加え、安全・安心な治療ができます。

ラバーダムは根管治療にはなくてはならないものですが、おそらく治療の際に毎回ラバーダムを使用している歯科医院はそれほど多くはないと思われます。

その理由は
■根管治療の保険点数が低いから?
ラバーダムについても一応保険点数10点(100円)が割り当てられています。しかしこれだとラバーダムを装着する手間暇、ラバーの材料代、それに装着用の機械器具の消毒も含めると赤字になっていると思います。
「・・思います。」というのは、実は正確にコストを計算したことがないから。
赤字幅がどれだけ大きいのかがわかるのが怖いんです(笑)
■患者さんによってはラバーダムの装着が不快という方もたまにいらっしゃいます。

でもやはりラバーダムの効果は絶大です。私はこれは生涯使い続けると思います。
たとえ保険点数から除外されても使い続けます。


口の中のムシ歯菌の数をRDテストという試薬を用いて測定しています。(無料)
レサズリンという薬を使って唾液から虫歯菌の数を調べます。

従来の2~3日もの培養を要した検査とは違い、15分という短時間で調べることができるニュータイプのテストです。

だ液中のムシ歯菌の数によって、青色→青紫色→紅紫色に変色するので、この色によって判定します。

色が赤くなるほどムシ歯菌がたくさんいるということになります。これにより、口の中の衛生状態やムシ歯のなりやすさがわかるというわけです。


試験シート


説明パンフレット

歯科の治療は長時間におよぶことがしばしばあります。
ときどき「うがい」でリラックスタイムを設けることはありますが、治療の内容によってはなかなかそうもいかないときがあります。

このとき、開口器という器具を使うことがあります。


開口器

この器具を使うと口をあいたまま固定されるので術者はもちろん楽ですが、患者さんにとっても意外と楽なんです。

なかには、この器具で口を固定すると安定するので治療中に寝てしまう患者さんもいます。


キーン、という歯をけずるときの音。
あの音が好きな人はあまりいないようです。


        上がエアータービン、下が5倍速コントラ

これはエアータービンという器具で、圧縮空気でファンを回して一分間に30万から50万回転もしています。
高速の回転器具を冷却するためと、けずるときの歯の発熱を防ぐために、一緒に水が出てきます。

歯というのは相当硬いもので、回転式の器具(ドリル)でけずっていた昔は時間と労力と患者さんの苦痛がともなっていました。

ところがこのエアータービンの出現のよって、この硬い歯をほんの軽い力であっという間に、しかも安全にけずれるようになりました。
歯医者さんにとっても患者にとっても、治療時間と苦痛を減らすスゴイ器具なんです。

でも最近は、このエアータービンに替わって、5倍速コントラという器具が登場してきました。
これは、電気のモーターによって超高速回転させるもので、タービンのようなキーンという音がしません。
歯の硬い・柔らかいという感触が術者に伝わってくるので治療もやりやすく、また回転が安定していて、振動も少ないので歯のやさしいといえます。


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