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口臭の原因のひとつとして、虫歯があげられます。

虫歯そのものは臭いとしてはそれほど強くはないのですが、神経が感染して腐った時はかなり臭うことがあります。
虫歯の中で腐敗したガスが発生していることもあり、治療中にこの虫歯に穴をあけて開放すると強烈な臭いを発します。

朝、起きたときに口の中がネバネバするような感じがしたことはありませんか?
口臭は朝起きた時に最も強くなります。

夜寝ているときには、唾液の分泌が減り、その分細菌が増殖して口の中の汚れ成分を分解し、口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物がたくさん作られるからです。



しかし、その後食事や歯みがきをすることによって、唾液の分泌量が増加し、細菌数は減少し、口臭の原因物質も洗い流されて、口臭は弱くなります。

誰にでもこのような生理的口臭はみられます。その臭いの強さは細菌の数、汚れの成分、唾液の量によって異なります。

また、緊張したときにも唾液の量が少なくなるので生理的口臭が強くなるときがあります。

生理的口臭には日内変動(一日の中で変化)がありますが、ゼロ(無臭)になることはありません。
生きているかぎり、毎日食事をとり、口の中ではさまざまな代謝が行われているからです。

このように、健康な人でも口臭が一時的に強くなるときがあります。
誰にでも生理的口臭はあるので、必要以上に神経質になることはありません。
参考文献:「歯ow to 口臭予防」 財団法人8020推進財団

口臭の原因の8~9割は口の中の汚れや不潔、歯周病、虫歯によるものといわれています。要するにプラークコントロール(歯磨き)が不十分なために起こってしまうことが大半です。

プラーク(歯垢)の中に嫌気性菌が繁殖し、その菌が食べ物を分解して悪臭を放つ物質をつくります。

ということは、口臭予防にはプラークコントロール、および、虫歯や歯周病の治療が大切であるということになります。

実際は臭わないのに口臭を気にしてしまうことを自臭症といいます。
自臭症で悩んでいる人は年々増えているようです。

自臭病の人は過去に誰かに「口臭がする」と言われたことがきっかけで気にしだすパターンが多いといわれます。そして次第にに口臭へのとらわれが強くなります。

会話をしているときに、相手が鼻に手を当てたり、横を向いたり、距離をおいて座る、といった無言の動作や行動が、自分の口臭のせいと思い込みます。
これが重度になってくると、人と会話ができない、外出ができない。公共の乗り物に乗れない、などなど日常生活に支障をきたすようになってきます。

実は、自臭症の患者さんで本当に口臭がある人にいままでお目にかかったことはありません
お口の中もきれいに清潔に保たれていて、申し分のない口腔衛生状態であることがほとんどです。

起床時や空腹時、疲労時、ストレスや緊張時など唾液に分泌が少なくなったときには誰でも口臭が強くなることを説明したりしますが、自臭症の方はそのくらいの説明ではまず納得してくれません

精神的な要素が強く影響してしまっていますので、結局、口臭外来のある病院を紹介するということが多くなります。


義歯(入れ歯)の清掃が悪いと、特有の臭いがすることがあります。

とくにピンクの歯ぐきのプラスチックの部分は、唾液が吸着して、その中にいる細菌の作用でにおい物質が生成され、口臭の原因となります。

また、清掃不良の義歯をそのまま使っていると、義歯が接触する粘膜面に炎症が生じたり、周囲の歯が虫歯や歯周病になってさらに口臭が強くなります。

食後には義歯を外して、ていねいにブラシで掃除しましょう。

参考文献:「歯ow to 口臭予防」 財団法人8020推進財団

唾液(つば)には口臭を予防する洗浄作用、抗菌作用、粘膜の保護作用などがあります。

唾液の分泌が少なくなると、口の中が不潔になって口臭が発生しやすくなります。緊張したり、降圧剤(血圧を下げる薬)や睡眠薬などの薬の副作用で唾液の分泌が抑制されることもあります。

口臭を気にする人は、口を大きく開けてはっきり話すことが少ないようです。しかし、唇や舌を動かすことが刺激になって唾液の分泌量は多くなります。

人とあまり話さなかったり、食事を控えたりしているとかえって唾液量が減少して口臭が強くなってしまうという悪循環になってしまうことがあります。


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