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マウスピース(マウスガード)の目的には、

1.スポーツをするときの外傷予防 
2.食いしばりによる歯の障害の防止(歯軋りも含みます)
 

があります。

特に最近はスポーツにおけるマウスピースの役割がクローズアップされてきています。ラグビー、アイスホッケー、ボクシング、柔道、など、マウスピースを装着したほうが良いスポーツはたくさんあります。

ところがマウスピースは、異物感がある、発音がしにくい、装着が面倒、などの理由でせっかく持っていても使用しないケースが多々あるようです。

特に市販のマウスピースにこの傾向があるようです。実はマウスピースは歯科医の得意分野なのです。口の中でのフィット感、噛み合わせた時の違和感の少なさ、などプロが作るのですから一味も二味も違います。

マウスピースを作ろうと思っている方は一度歯科医に相談してみたらいかがでしょうか。

マウスガードをお渡しする時にお話している「マウスガードの正しい使い方」です。

■意識的な強い噛みしめ、不必要な強い噛みしめはしないでください。
(早期に破損したり、競技パフォーマンスが低下するなどの弊害が出ます)

■歯肉にあたって痛い場合は調整に来てください。

■清掃は水道水で洗い流せば充分です。

■汚れや臭いが気になるときは市販の洗口剤ですすぎます。

■保管には付属のケースを使用してください。

■熱に弱いため、直射日光のあたる車のダッシュボードやストーブの上など、熱くなるところには置かないでください。

■長期間使用しないときは、歯の模型にかぶせて保管します。

■マウスガードの寿命(交換時期)は、使う頻度・噛みしめの力・競技の激しさによっても違ってきます。

■交換時期のめやすとしては、穴があいたり破損したときはもちろんですが、ゆるくなってきたり、はずれやすくなってきた時はそろそろ交換の時期です。


当院でお渡ししているケース


マウスガードの装着義務のある競技です。

■義務化
ボクシング、アメリカンフットボール



ボクシングではマウスガードの装着が義務化されてから脳震盪の発生率が激減したそうです。

■一部義務化
ラクロス、空手、ラグビー、サッカー、レスリング、バスケットボール、水球、ハンドボール、ホッケー、アイスホッケー、柔道、相撲

空手: 流派、試合によります
ラグビー: 高校公式試合(平成18年度より)
インラインホッケー: 20歳以下
ラクロス: 女子のみ

マウスガードについては以前の記事で書きました。

ところで、マウスガードの取り替え時期(寿命)についてよく聞かれます。
穴があいたとき、破損したとき、ゆるくなったとき、外れやすくなったとき、などが取り替え時期なのですが、使う頻度噛みしめの強さ競技の激しさなどによってもだいぶ変わってきます。

だいたい1年~2年。
ときには半年で寿命がくることもあります。

マウスガードの消耗は選手は気づきにくいこともあるので、できれば歯医者さんで定期的なチェックを受けたほうがいいと思います。

寿命とは関係ないのですが・・
マウスガードは熱に弱いので、ストーブの上とか、炎天下の車のダッシュボードの上とかに置いておくと熱で変形してしまうことがあります。気をつけましょう。


マウスガードを作った方にはネーム入りのケースを差し上げています。
このケースがけっこうカッコよくなりました。


※当院でのマウスガード(マウスピース)の価格等の詳細

マウスガードが最近クローズアップされてきています。
お口の中を保護する装置で、マウスピースとも呼ばれます。
ボクシングの選手は昔から装着していますので、あれをイメージしていただければピンとくるかと思います。



マウスガードの機能としては、
■外からの衝撃を分散して吸収する
■鋭利な歯の先端をカバーし、無害化する
■ケガした歯が抜け落ちるのを防止
■脳しんとうの防止
■運動能力の向上

があげられます。
特に最後にあげた運動能力の向上というのが意外と知られていない効果です。
瞬間的な食い縛り、あるいは持続的な食い縛りをした場合、身体的なバランス、筋力的なバランスを良好に保ち、競技成績の向上に大きく貢献します。
欧米ではマウスガードの出来しだいで競技の成績に大きな影響を与えるということで、納得のいくマウスガードを製作するために選手と歯科医師が一体となって取り組んでいます。

日本も早くマウスガードの重要性に目覚めてほしいものです。

ラグビー、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、アイスホッケー、ラクロス、野球、ソフトボール、テニス、スキー、スノーボード、体操、柔道、空手、ボクシング、レスリング、テコンドー、相撲、
などなど、あらゆるスポーツにマウスガードは推奨されています。

マウスガードの使用で注意していただきたいのは、
■スポーツ店で売っているお湯で温めて自分で作るタイプのマウスガードは避けたほうがいいです。噛み合わせや適合を全く考慮していないので顎関節を傷めるなど副作用が出ます。
■市販されているマウスガードは輸入品が大半で、日本人には大きすぎます。

ということで、歯医者さんでちゃんと型を採って製作してもらって、ちゃんと噛み合わせも調整して、自分にピッタリ合った100%オーダーメイドのマウスガードを使いましょう。


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