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人間は乳歯から永久歯に生えかわると、それ以降は新しく歯が生えてくることはありません。しかし何度も歯が生えかわる動物がいます

ワニやヘビなどの爬虫類は歯が欠けたり抜けたりしても、また新しい歯が生えてきます。サメにいたってはたった一ヶ月ですべての歯が生えかわる時もあります。

歯が何度も生えかわる生き物の歯と人間のの歯には大きな違いがあります。

生えかわる歯は尖ったものばかりで、獲物を捕らえるための道具にすぎませんが、人間の歯は食べ物をかみ切る前歯、ひきちぎる犬歯、かみ砕いて飲み込むための奥歯という3種類に歯があります。そのため、食べ物を口にしたときに歯ごたえや舌ざわりが楽しめます。

生えかわる生き物の歯には根っこがないので、非常に抜けやすくなっています。歯の根はいわば木の根と同じようなもの。それがないとすぐに倒れてしまいます。

しかし、私たち人間の歯は抜けないように、歯の周りを取り囲む歯槽骨があります。しかしこの歯槽骨も、歯周病にかかると、根っこが溶かされ、歯がぐらぐらしてきます。言い換えれば私たちの歯がサメのような歯へと退化する病気であるともいえそうです。


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