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歯の詰めものが茶色っぽくなってくることがあります。

前歯の虫歯はコンポジットレジン(略してCR)という材料で詰める場合が多いのですが、このCRには吸水性があります。個人差もあるのですが、この吸水性により長い年月が経過すると徐々に茶色っぽく変色してくる場合があります。食べ物や飲み物(コーヒー、お茶、ワインなど)の色素、あるいはタバコなども関連しています。

CRは温度変化によって膨張・収縮も繰り返しています。
お口の中には熱いお汁や冷たいアイスクリームも入ってきます。これによって詰めものの周囲の境界が微妙に剥がれてくることも考えられます。このすき間に食べ物や飲み物の色素が入り込んできます。

CRもかなり進歩してきていて吸水性も膨張・収縮性も昔より改善されてはきていますが、材料の性質上、変色は多かれ少なかれ避けられないのが現実です。

軽度であれば表面を研磨するだけできれいになりますが、変色が進んだ症例では詰め直しをする必要が出てきます。

変色だけではなく詰め物のすき間から虫歯が進行している場合もあるので、歯医者さんでよくみてもらうことが大事です。


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